
みずほフィナンシャルグループ本社(東京・大手町、2019年4月2日)
12日のクレジット市場は、新型コロナウイルスについて世界保健機関(WHO)によるパンデミック宣言や米国での出入国制限で世界経済の先行き懸念が強まるなか、非公共セクターの債券がワイドニングした。
債券相場で先物(6月限)は前日比40銭安の154円35銭と大幅反落で取引を終了。ニューヨーク・ダウが1500ドル近く下がり、日経平均株価も一時1000円超安となるなどリスクオフが進んだものの、米国債に連動して債券売りとなった。新発10年物国債の利回りは同0.5bp高いマイナス0.065%。20年国債の入札結果が順調だったとはいえ、相場への影響は限定された。

横浜ランドマークタワー(横浜市西区、2019年8月12日)
一般債のセカンダリーでは、10年物地方債に0.05%の絶対値や国債カーブ+13bpのスプレッド目線が続いているようだ。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む