
アコム(横浜市港北区、2018年7月22日)
16日のクレジット市場は、売り買いともにフローが少なかった。
債券相場で先物(9月限)は前日比6銭安の154円85銭と反落して取引を終了。15日の欧米債高を受けて買いで始まったものの、米国債の利回りが時間外取引で上昇したほか、日本銀行の国債買い入れオペの結果がやや弱いとの受け止め方から売りが出た。現物は来週20日の20年物入札を前に超長期ゾーンを中心に調整売りが出やすかった。新発10年物の利回りは同横ばいのマイナス0.235%。一時は2016年7月29日以来となる同0.255%に低下した。

日本郵船のコンテナ(2017/03/19 撮影 kikuchi)
一般債のセカンダリーでの売買は限定的。お盆の週最終日であるうえ、新発市場が来週に再開するのを前に積極的な取引が手控えられた。電力債の気配提示もあまり見られなかったという。キャピタル・アイニュースで続きを読む