
地方公共団体金融機構(市政会館 2017/08/09 撮影 kikuchi)
8日、地方公共団体金融機構の3本立て債(AA+:R&I/A1:ムーディーズ/A+:S&P、総額650億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ | 対地方債 | 主幹事 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
143 | 10 | 300 | 0.185% | +8.5bp | +8bp | 0.0bp | 野村/SMBC日興 |
90 | 20 | 150 | 0.501% | +3.5bp | +3bp | 0.0bp | SMBC日興/三菱UFJMS/しんきん |
13 | 30 | 200 | 0.737% | +7bp | +7bp | 0.0bp | みずほ/野村/三菱UFJMS |
※発行額:億円
いずれも1本値でマーケティングを実施し、地方債と同水準に着地した。3月の日銀会合後、ベース金利が比較的安定していたなか、期初の運用ニーズを捉え、総額650億円に対して2倍超となる1380億円の需要を集めた。3本ともトランスペアレンシー方式で運営している。10年・20年債は3月に続く年限で、30年債は昨年11月以来だった。キャピタル・アイニュースで続きを読む