
TOYOタイヤ(2017/01/07 撮影 kikuchi)
5日、TOYO TIREの2本立て債(A-:JCR、総額100億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 主幹事 |
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1 | 5 | 50 | 2026/3/12 | 0.280% | +32.6bp | 三菱UFJモルガン・スタンレー/野村 |
2 | 10 | 50 | 2031/3/12 | 0.480% | +33.1bp | 野村/三菱UFJモルガン・スタンレー |
※発行額:億円/対国債はキャピタルアイ・ニュース算出
2019年1月に東洋ゴム工業からTOYO TIREに商号を変更してから初めての起債。東洋ゴムとしての前回債は2012年9月までさかのぼる。かつては免震ゴムのデータ改ざん問題など、非タイヤ分野で不祥事が相次いだが、その後は経営資源をタイヤ事業に集中し、さらに2018年11月に三菱商事と資本・業務提携を発表し、同社による第三者割当増資を受けて財務基盤を強化した。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む