
国際協力銀行(2017年6月19日)
13日、国際協力銀行(JBIC)の10年政府保証グローバルドル債(SEC登録)が条件決定した。以下は案件レビュー。
年限 10年
発行額 15億ドル
表面利率 1.250%
発行価格 98.993
応募者利回り 1.364%(単利)/1.358%(複利)
ローンチ・スプレッド 米国債+26.1bp/MS+25bp
償還日 2031年1月21日
格付け A1(ムーディーズ)/A+(S&P)
ブックランナー 大和キャピタル・マーケッツアメリカ/バークレイズ・バンク/シティグループ・グローバル・マーケッツ/ゴールドマン・サックス・インターナショナル
昨年9月の3年債(15億ドル、0.375%、MS+18bp、ブックランナー:大和/バークレイズ/BofA/みずほ)に続く今年度4回目の起債で、10年ゾーンへの登場は2019年10月の第41回債(10億ドル、2.000%、+55bp、同:JPM/バークレイズ/メリル/MS)以来1年3ヵ月ぶり。本邦公共(SSA)ネームの10年物は昨年8月の日本政策投資銀行(DBJ)債(A1:ムーディーズ/A+:S&P、10億ドル、1.000%、+42bp、同:バークレイズ/シティ/MS/野村)を最後に供給されておらず、希少性の観点から注目された。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む