22日、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の3本立てサステナビリティボンド(CBI認証付き、AA+:R&I/A1:ムーディーズ、総額300億円、主幹事:みずほ/野村/SMBC日興)が条件決定した。以下は案件レビュー。
回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ |
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136 | 10 | 100 | 30/5/28 | 0.141% | +14.5bp | +14bp |
137 | 15 | 100 | 35/5/28 | 0.332% | +12.5bp | +12bp |
138 | 30 | 100 | 50/5/27 | 0.542% | +10bp | +10bp |
※発行額:億円

おれんじホープ(鉄道・運輸機構提供)
今年度最初の登場。4月17日にR&IからダブルAフラットから同プラスに格上げされており、格付け変更後ももちろん初めて。先行した財投機関債をベースに居所を探り、このうち0.3%台の絶対値が好感された15年債が国債カーブ+12bpにタイトニングした。CBI認証付きサステナ債であることへの評価から、「質と希少性の観点で人気が人気を呼ぶ展開となり、多数の新規投資家が参加」(みずほ)し、30年債では570億円ほどのオーダーを獲得している。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む