8日、名古屋高速道路公社の4本立て債(愛知県・名古屋市の折半保証、総額380億円、主幹事:三菱UFJMS/みずほ)と広島高速道路公社の2本立て債(広島県・広島市の折半保証、同200億円、同:大和/三菱UFJMS/みずほ)が条件決定した。以下は案件レビュー。
発行体 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 対国債 | 対カーブ |
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名古屋高速道路公社 | 5 | 140 | 24/2/28 | 0.030% | +19.3bp | – |
名古屋高速道路公社 | 10 | 90 | 29/2/28 | 0.160% | +18bp | +17bp |
名古屋高速道路公社 | 15 | 50 | 34/2/28 | 0.362% | +15bp | +14.5bp |
名古屋高速道路公社 | 20 | 100 | 39/2/28 | 0.472% | +5bp | +4.5bp |
広島高速道路公社 | 10 | 100 | 29/2/21 | 0.160% | +18bp | +17bp |
広島高速道路公社 | 20 | 100 | 39/2/21 | 0.472% | +5bp | +4.5bp |
※発行額:億円、5年債の対国債はキャピタルアイ・ニュース算出

名古屋高速東新町入口(名古屋 2017/12/21 撮影 kikuchi)
自治体の債務保証付きの高速道路公社債が揃って登場した。名古屋高速は昨年12月の5年債(90億円、0.03%、国債+14.8bp<CEYE算出>、主幹事:三菱UFJMS/みずほ)に続く今年度2回目の起債で、広島高速にとっては同2月の2本立て債(総額180億円、10年:0.255%・国債+18bp/カーブ+17bp、同:三菱UFJMS/SMBC日興/みずほ)以来1年ぶりだった。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む