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埼玉県超長期2本立て債:20年定償の不安解消、30年満括に4.8倍の需要

幸魂大橋(埼玉県戸田市  2017/05/05 撮影 kikuchi)

幸魂大橋(埼玉県戸田市
2017/05/05 撮影 kikuchi)

6日、埼玉県の2本立て債(AA+:R&I、総額300億円)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 償還方法 発行額 償還日 表面利率 スプレッド
10 30 満期一括 150 48/12/18 0.697 国債+10bp
7 20 定時 150 39/02/18 0.243 MS+9bp

*発行額:億円/表面利率:%

埼玉県の超長期債は昨年12月の20年満期一括償還債以来。生保などのデュレーションニーズが根強い30年満括債と、悪化した需給を安定させるため、元々の計画には無かった20年定時償還債との2本立てとした。

■20年定償(主幹事:野村/SMBC日興/みずほ)
昨年末から年始にかけての金利の急低下と、スワップレートの低下幅が大きかったことによって、金利水準が切り下がるとともにT/Lスプレッドの縮小で定償債の妙味が薄れていた。1月11日の福岡県債(平均10.25年、200億円、0.265%、主幹事:三菱UFJMS/しんきん/野村)が、それまでのMS+6bpから+7bpにスプレッドを調整したものの、その幅には不足感が抱かれ、一部で販売不振を指摘する声が聞かれた。

一方、地方債の定償債へのシフトが進み、来年度は20年定償債が超長期の主要年限になると予想されている。需給を好転させないと、来年度の安定的な消化が危ぶまれるため、「適正水準を見出して不安の解消を目指す」(野村)こととした。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む
 


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