5日、水資源機構の3年債(AA:R&I、ブックランナー:SMBC日興/みずほ)と福祉医療機構の2本立て債(AA:R&I、総額170億円、主幹事:SMBC日興/みずほ/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。
発行体 | 回号 | 年限 | 発行額 | 償還日 | 表面利率 | 利回り | 対国債 | 対カーブ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水資源機構 | 16 | 3 | 40 | 21/12/20 | 0.001% | 0.0006% | +11.7bp | – |
福祉医療機構 | 55 | 3 | 70 | 21/12/20 | 0.001% | 0.0006% | +11.7bp | – |
福祉医療機構 | 56 | 10 | 100 | 28/12/20 | 0.225% | 0.225% | +16.5bp | +15bp |
※発行額:億円、3年債の対国債はキャピタルアイ・ニュース算出

大島ダム(愛知県、水資源機構ホームページより)
水資源機構にとって昨年12月の3年債(40億円、0.001%、国債+10.8bp<CEYE算出>、ブックランナー:野村/三菱UFJMS)以来1年ぶりで、福祉機構にとっては6月の2本立て債(総額220億円、3年:0.001%・+10.8bp<同>/10年:0.225%・国債+18bp・カーブ+17bp、主幹事:みずほ/SMBC日興/大和)以来半年ぶり。両発行体は昨年12月6日にも同じ年限で起債している。先行銘柄がベースとなり、3年債が0.001%・100.001(利回り0.0006%)、10年債が国債カーブ+15bp(国債+16.5bp)に落ち着いた。キャピタルアイ・ニュースで続きを読む