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JICA債:カーブ+16bpと+4.5bp、ソーシャルゆえの水準か

ベトナムのノイバイ国際空港-ニャッタン橋間連絡道路建設事業(提供:JICA、撮影者:久野真一)

ベトナムのノイバイ国際空港-ニャッタン橋間連絡道路建設事業(提供:JICA、撮影:久野真一)

22日、国際協力機構(JICA)の2本立て債(AA+:R&I/A+:S&P、総額250億円、主幹事:三菱UFJMS/SMBC日興/大和/野村)が条件決定した。以下は案件レビュー。

回号 年限 発行額 償還日 表面利率 対国債 対カーブ
44 10 150 28/6/20 0.200% +17bp +16bp
45 20 100 38/6/18 0.559% +5.5bp +4.5bp

※発行額:億円

東ティモールのディリ水供給復興改善計画(提供:JICA、撮影者:今村健志朗)

東ティモールのディリ水供給復興改善計画(提供:JICA、撮影:今村健志朗)

今年度初の起債。前回は昨年12月の20年債(200億円、0.625%、国債+4.5bp、主幹事:SMBC日興/野村/しんきん)で、カーブ対比の水準は+3.5bpだった。10年・20年の組み合わせは同6月の第40・41回債(総額200億円、10年:0.220%・カーブ+16bp・主幹事:野村/みずほ/シティ/20年:0.602%・+4.5bp・同:野村/みずほ/SMBC日興)以来1年ぶり。今回は、起債環境が安定的であることを踏まえたうえで、ソーシャルボンドという特性を打ち出し、JICA債としての適性水準を追求。ESG銘柄を好感した向きの買いに支えられ、10年債が+16bp、20年債が+4.5bpと、いずれも先行の財投機関債を1bp下回る水準かつちょうど1年前と同じ水準に着地した。タイト化しても総額で600億円を優に超えるオーダーを獲得しており、「ソーシャルボンドのニーズの強さを改めて示すディールとなった」(野村)。

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